正しいとは言えません。イスラムでは、絞め殺されたり、打ち殺されたりした肉は食べることが許されていません。また「イスラムと畜」をする際には、これから「と畜」される動物に、目の前でナイフを研ぐところを見せたり、他の動物が殺されるところを見せることがないように目隠しをさせるなどの配慮をするように指導されています。(Q「ハラールの「と畜方法」が、動物福祉の精神に基づく「と畜方法」だされているというのは本当ですか?を参照してください。)「ハラールと畜」では「喉を切る際に脊髄を切断することなく、気管、食道、頚静脈と頸動脈をすべて同時に切断する」とされています。ちなみに、脊髄を切断しないことの意味は、切断しないことによって脳からの指令が損なわれず、心臓が拍動し続けることで、余分な血液が最大限排出されるため、含まれる血液が少なくなることで、肉の鮮度がより長く保たれるため、最も衛生的な「と畜方法」とみなされています。(*2020年7月18日PUSJIHAL主催のzoomセミナー、Webinar Nasional Seri-11 Akselerasi Produk Halal, “Penyembelihan Hewan Kurban Berdasarkan Tuntutnan Islam”における解説より。)